海棲昆虫。

都市伝説から、音楽、文芸。

阿部共実 『月曜日の友達』 感想

阿部共実さんの新刊『月曜日の友達』読みましたので、その感想言ってきます!

 

 

月曜日の友達(1) (ビッグコミックス)
 

はい。

まず、 

主人公がカワイイですw

 

軽くどんな物語か説明すると、小学6年生から中学1年生に繰り上げられた一人の少女の思春期の葛藤です。

この少女は、周りが段々と大人になってゆくのに対応できなくて、周りと話も合わなければ、あまり子供っぽいので変わり者扱いされます。

そして、少女は同学年のある男の子と出逢います。二人は段々と親しくなっていきます。

 

こんなとこです。

 

阿部共実さんといえば、こちらですよね。

 

 

 『ちーちゃんはちょっと足りない

最高の鬱漫画です。

しかも、この漫画の鬱なところは、段々と雲行きが怪しくなっていくところです。

鬱悪です、

 

 

しかし、今作『月曜日の友達』

こちらは最高に美しい青春漫画です。

舞台が海の街なので、背景描写がただただ美しいです。 

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そして、文学的でもあります。

どこが文学的かというと、それは主人公の一人語りです。

こんな感じです。

 

1話抜粋です。

「灰色の校舎    紺の制服   黒い頭ばかりのモノクロームの世界に、たったひとつ月野の瞳だけが炎のように激しく光をまき散らし、色を灯している」

 

色を灯している、とありますがこの漫画はまさにその通りだと思います。

主人公の一人語りが、漫画といういわば白黒の灰色の世界に色を灯しているように感じたからです。

ゆえに美しいです...

今までになかった、美しさというか...

 

しかし、鬱の種みたいなものが、随所随所に見られます。

しかし、今作ではその鬱種さえも、不安定な美しい世界を演出しているように感じます。

 

でも、『ちーちゃんはちょっと足りない』でも鬱は徐々に徐々にと迫ってきたので、この作品もどうなるかはわかりませんが.........

 

最後に個人的感想です。

今作の主人公は、実はかなり賢いのでは?という風に感じました。子供っぽさも、わざとやってるように感じます。

それというも、主人公は自分が子供っぽいのも自覚しているし、客観的にも見れるんですよね。

ていうか、子供っぽさを捨てたくないのかな?みたいな。

その子供っぽさが実は一番大切で美しいっていうことにも気がついてるような感じもします。

個人的感想なんで、あんまりマニウケナイデくだせー 

 

 

 

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